昨年末、今年の目標として掲げていたのが
千葉市内に残る、未食となるラーメン店の全制覇
こちらについては、現状でまだ30件弱を残しており
達成不可能・・・とは言わないものの無理はせず、早めに来年へと持ち越す事に
一方、それとは別途でもう1つ
私の中で掲げていた目標がありまして
それがこちら、
現店舗に通い出して25年
千葉駅時代から合わせれば35年通う千葉の老舗、長州ラーメン万龍軒 新町店
レジェンドと呼ばれるラーメン店は数あるものの
私にとって「心の味」と言えばそう、ここ万龍軒 新町店でして
そんな35年も通っている同店にも関わらず
毎度のように同じメニューばかりを注文しており、実は未食のメニューが多数
そんな未食を数多く残しておいて
果たして同店を「心の味」等と呼んで良いものだろうか?
そんな良心の呵責に悩んだ結果
「今年中に全メニューを制覇する」なんて目標を掲げていたのです
さて、そんな万龍軒 新町店ですが
残る未食メニューも数えるほど、の段階に到達
上記ページで残しているのは、和風長州ラーメンのみ
続くページ、こちらですと
塩長州もまた、未食メニューの1つ
更には、こちら
今更になって気付いた、中華丼の存在
これらを注文、完食すれば
長らく通った万龍軒 新町店のフルコンプを達成
そんな訳で本日は、同店コンプへと向けた
残る未食メニューの一挙食べ比べをお送り致します。
意外な味わいで楽しませてきた和風、予想通りの激ウマ加減だった塩の2品食べ比べ
コンプに向けた1食目
ここでまず頂いてみたのが、
こちら、和風長州ラーメンになります
ド豚骨の濃厚ラーメンでお馴染みな同店
そんなお店で味わう、和風ラーメンとは一体・・・
と、ネーミングからしても謎多き同品ですが
提供となった瞬間、早くもその片鱗が鼻孔をくすぐる形に
恐らく、和風の正体はアレだなと
目星を付けつつ頂くスープですが、
一口運び、恐らく予想通りとなるスープ
こちら和風のスープ、ベースはもちろんド豚骨ながら
そこにガッツリ香る、鰹の存在
節なのか、それとも魚粉なのか
いずれにせよ鰹の香り、風味が満載に詰まったスープでして
そんな鰹にマスキングされてか
普段頂く他のラーメンよりも、濃厚さは控えめ
豚骨特有の香りも抑えられており
同店の濃厚加減が苦手な方でも、味わえそうなスープとなる同品
そんな和風長州ラーメンのトッピングには、
まずこちら、茹でたもやし
そして、個人的に衝撃だったのが、
こちらの半熟仕上げとなる味玉
というのも、ここ万龍軒 新町店のラーメンと言えば
どの品も共通し、昔ながらの固茹で玉子をトッピング
ですが、この和風に関しては上記の通り
キレイな出汁の色味と旨味を纏った、半熟味玉がお出ましに
更には、スープの薬味として、
少し大ぶりながらも、
その食感が楽しめる刻み玉ねぎもトッピング
もちろん、同店の名物とも言うべき
大ぶりながらも肉の味わいが濃い
シットリ仕上がったチャーシューは変わらず健在
和風というネーミングにも納得を得る
豚骨の強さを鰹が抑えた、そんな和風長州ラーメンとなりました。
続いて頂いたのがこちら、
同じく未食メニューの1つであった
「長州ラーメン 塩」になります
ちなみにこの日は、半チャーハンセットでのオーダー
そんなチャーハン前に、まずはスープから頂くと
もちろんベースにあるのは、定番となるド豚骨
ただ塩となるだけに、通常よりも塩味が抑えめというか
よりダイレクトに、豚骨側の味わいを感じるスープに
豚骨由来の油分やコラーゲン質はガッツリ響きますが
それを追ってくる味わいの濃さは無く、むしろ甘みを強く感じる所も
共に頂く麺については、従来同様
しっかり柔めの茹で加減となっており
麺と共にキクラゲを頂けば、食感のアクセントも楽しめる組み合わせ
そして、万龍軒と言えば欠かせない
こちらのチャーシュー
これがデフォで2枚入ってくるのも嬉しい限りで
柔らかさと脂の甘み、染み入るタレの全てがとにかく最高
また、ガツッと豚骨が香るスープであればこそ
後半からは紅生姜のトッピングが映える訳で
特有の酸味や辛味が加わることで
油分たっぷりなスープの重たさが軽減
和風長州ラーメンに比べれ、強い特徴が見える訳では無いものの
醤油らとはガラッと異なる、塩ならではの味わいを楽しめる一杯に。
なお、この日のセットでオーダーしているのが、
こちらの半チャーハン
これも何度と紹介してきた品の1つとなりますが
玉子たっぷり、パラパラ仕上げのご飯
そこに加わるチャーシューの存在がとにかく最高
この深い味わいが広がればこそ生まれる、同店の名物の一つ
なによりラーメンとセットでお値段は1080円
そのリーズナブル加減も嬉しい、これまた欠かすこと出来ない1品になります。
長州ラーメン万龍軒 新町店 コンプを迎える最後の1品、中華丼を食べてみた
そんな未食のラーメン2品を食べ比べてきた
「長州ラーメン万龍軒 新町店」
過去に頂いて来た各品も含め、いよいよ残すはあと1品
コンプリートにリーチを掛け挑む、最後のひと品がそう
こちらの中華丼になります
中華料理店、町の中華屋さんで見る分には珍しく無いものの
ここ長州ラーメン万龍軒は、その名の通りラーメンのお店
にも関わらず、メニューに名を連ねる
こちらの中華丼、と言うだけでも気になる訳ですが
なにより期待させられるのが、その中華餡かけの風合い
同店メニューには「かた焼きそば」もあり、その辺との共通項も感じる品に
いずれにせよ、これを食べてこそのコンプリート
最後のひと品制覇に向け、まずレンゲを差し入れると
いきなりガッツリと飛び出す多彩な具材
大ぶりにカットされたイカ、そしてキャベツ
これらを包み込む餡は塩ベースながら、やはり予想通り
かた焼きそばでも味わったことのある
柔らかく豚骨風味を感じるスープも使用されている様で
餡自体の味付けは強くないものの
具材の味わいに加え、優しく広がるスープの旨味
これらを纏ったご飯と共に味わうのだから
そりゃ中華丼だって美味いに決まっている訳でして
そんな中華丼を食べ進める中で
思わず笑顔が溢れてしまうのが、
こちら、豚肉との遭遇
なんて事は無い豚肉にはなるものの
野菜中心となる具材の中で出会ってしまえば、その存在は一際光る訳で
決して数は多くないからこそ
時たま出会う豚肉、その存在へ色ときめいてしまう次第に
更に、これも老舗ならではと言うべきか
たっぷり入った野菜の中に見つける
大ぶりカットでトッピングされるナルト
何が特別な訳では無いものの
こうして餡を纏って味わう、そのよそ行き使用感が溜まらない所に
また、これも「どうでも良い!」と一蹴されそうなものの、
こちら、万龍軒の中華丼には
見ての通り、うずら玉子が2個入りで提供となるのです
一般的には、丼1つに1つの盛り付け
そんな印象が強い、こちらのうずら
これが2個盛り付けられる事によって
某居酒屋の常連さんとマスターが繰り広げる、うずら争奪戦にも終止符が打たれるはず
・・・と、そんなどうでもいい事も思い浮かべるほど
2つ盛られたうずらのサービスもまた、個人的には嬉しいポイント
そんな中華丼の味変には、
卓上に用意される辣油を加えてみたり
そんな遊び心を見せられるのも、十分過ぎるボリュームで提供されればこそ
また、こちらの中華丼には
同店名物となるチャーハンの注文時同様に、
こちらの豚骨スープがセットで提供される訳でして
カエシらの調味料を入れず、スープそのままで提供されるため
濃度こそしっかり感じるものの、旨味らを少し感じづらい、このスープ
そんなスープにはなりますが、ここにもまた卓上調味料の方より
胡椒を一振りしてみることで、スープの持つ旨味の輪郭がしっかり形成
丼で提供されるご飯、そしてそれを埋め尽くす
野菜を中心とした様々な具材に溢れる中華丼
これもまた、他店では味わうこと出来ない
ここ「長州ラーメン万龍軒」のらしさが詰まった1食となりました。
という訳で、今年の年始に掲げていた目標
「今年こそ全メニューをコンプする」
これを達成すべく、立て続けに足を運んだ
長州ラーメン万龍軒 新町店
今回は一挙、3品を食べ比べるものとなり
その全てをまとめて紹介させて頂くものとなりました
一見すれば想像付きそうな各品ながら
いずれの品にも、同店ならではとなる魅力や特徴を感じるばかり
それもこれも、40年以上続く同店の歴史
更には長く愛されるスープらの美味しさが下支えしていればこそ
こうして全メニューを制覇するまでにも
長くの時間を費やすものとなりましたが
それもこれも、同店にはお気に入りメニューがあり過ぎてしまい
それを毎度、頂いてしまうからでもありまして
とは言え、ようやく達成するものとなった全メニュー制覇
これを機にまた、お気に入りの1つである「スタミナ長州」へと舞い戻ることが出来そうです。
最後に、今回紹介したお店の情報がお役に立てましたら、
こちらの「ブログランキング」をクリックして頂き、お知らせ下さい
頂いたクリックを励みに、より深くディープな千葉グルメ情報をお届け致します。
長州ラーメン万龍軒 新町店
■ ちょうしゅうラーメンまんりゅうけん しんまちてん
■ 住所:千葉県千葉市中央区新町25-12
■ 営業時間:11:00~14:30 / 17:00~21:00[土・祝]11:00~15:00
■ 定休日:日曜日