
明日のランチを探すべく、お酒を飲みながら検索していた千葉の新店情報
その中で見つけたのが、ちょうどこの日オープンとなった市原市の新店
五井駅近くとなるこちらのお店、もとはめん丸があった地となるようで
昆布水つけ麺らが頂ける、そんなラーメン店になるのだとか
ただ、車で30分は掛かる市原市
この週末、土日にわざわざ足を運ぶのもいかがなものか
そんな事を思い悩みつつ、ワンチャンあれば・・・
と、ラーメン食べ歩き友となる「よしぞうさん」にひと声掛けた所、これが見事タイミング形に
そんな訳で本日のランチは、孤高の食べ歩きでは無く二人旅
車を走らせ向かった先は、市原市根田
こちらに3月21日オープンを迎えたばかりの新店
「MENYA HITENZAKA」を訪れてみるものとなったのです。
市原市の市役所通りに3月21日オープンのラーメン店、MENYA HITENZAKAを初訪問
急遽の待ち合わせからお店へと向かうものとなった、市原市の新店「MENYA HITENZAKA」
そんな事情もあり、お店へ到着したのは12時少し手前
さすがにお昼時となる事から、多少の混雑は予想したものの、まだオープン間もない新店
しかもラーメンフリークが足を運ぶには、まだ情報も少ない上に場所も場所と
そこまでの混雑はないだろう、と期待を込めて向かったものの・・・
そこで待ち受けていたのは、想像を優に越える混雑ぶり
私たちが到着した時点で、店内が満席なのはもちろん
10台ほどある駐車場スペースも残り1台、外待ちを含めお客さんも9組20数名が並ぶ大賑わいに
オープン前から話題になっていた新店ならともかく
たまたま前日に知ったばかりのお店
またSNSアカウントなどを見ても、そこまでの話題性を感じることは無い上
この日、外待ちしているお客さんの多くも、女性やファミリー層が多かったりと、ラーメン店の新規オープンにしては違和感を覚える雰囲気
もしこれが一人での訪問であれば、ほぼ間違いなく出直しを決める程の混雑ぶり
ただ幸か不幸か、本日は二人での訪問となった事もあり、グダグダお喋りしながら待ってみることに
まだオープン間もないこともあってか、外待ち等に対する対応も行き届いてる感が無かったものの、とりあえず目にしたウェイティングボードに記載
そこから待つこと1時間、ようやく順番を迎える流れに
早速メニューを見ていきますが、
前述した通り、昆布水つけ麺が看板メニューと思われる同店
塩と醤油、二種のつけ汁にて同品を提供
その他、鶏出汁ベースとなるラーメンも提供され、こちらも同様に塩と醤油がラインナップ
現状のメニューでは、上記以外にご飯ものも提供となりますが、まず初回となる本日は「特製昆布水つけ麺」こちらの塩を頂いてみることに。
案内されたカウンター席の方にも、
つけ麺を主力とするお店らしい調味料を提供
藻塩に黒七味、都内では割とスタンダードですが、千葉ではまだ珍しい各品
なにより限定メニュー等ならともかく
レギュラーメニューの主力として昆布水つけ麺を並べるお店も、千葉にはまだ少数
その混雑ぶりに納得出来る一杯が味わえるのか
楽しみに待たせて頂くものとなったのです。
風味豊かな麺に昆布の旨味、貝出汁を基調としたつけ汁も絶品な昆布水つけ麺を堪能
お店への到着から1時間少々、ようやく案内となった店内
ここに至るまで店内の様子を見ていて感じたのが、お客さんの回転の悪さでして
元が「めん丸」とは言え、大きく手を加えられており、カフェのようなオシャレな内装の店内
とは言え、提供するのはラーメンとつけ麺となるラーメン店
決してカフェのように長居するタイプのお店では無いものの、どうにもそうではない風のお客さんが多い様子で
日頃食べ歩くラーメン店の多くでは、外待ちを確認すればこそ、食べてすぐに席を空けるというのが、暗黙の了解となる中
そういったラーメン店を食べ歩いていないお客さんが多いのか、とにかく回転の悪さを感じた店内の様子
もちろん、オープン直後という事もあり、スタッフさんのオペレーションにも不慣れな部分はあるのでしょうが
それを差し引いたとして、気になってしまうほどに回転が悪く感じたこちらのお店
そんな所に待ち時間の長さも相まって、意気消沈気味に迎えた本日のランチ
こちらが、3/21オープンの新店
「MENYA HITENZAKA」で頂く、特製昆布水つけ麺(塩)となります
様々な理由の重なった待ち時間の長さもあり、怪訝な表情で迎え入れるものとなった本日のランチ
ですが、そんな曇った表情を秒で晴らすほどに、美しいその麺の様相
特製トッピングとなる事から、二種のチャーシューに味玉、メンマらも添えられますが
それらに目を向けること無く、一目散に向かいたくなるほど、とにかく美味しそうに見えるこちらの麺
つけ麺となる上、本日の品は出汁満載となる昆布水
当然の如く、まずはそのままの麺をひと口運ぶことに
昆布特有のぬめりを感じながら、ひと噛みする麺からは、一気に広がる小麦の風味
共に広がる昆布の旨味も上品な味わいを残し、これぞ正に昆布水つけ麺と呼ぶに相応しい美味しさ
千葉でも限定メニューらで同品を提供するお店は様々あり、食べ比べても来ましたが、それらのお店に「これが本当の昆布水つけ麺だぞ!」と教えたくなるほど、高い水準の仕上がりを見せる同品
それこそ都内のお店であれば、どことは言わずも1500円以上で提供されても不思議ではないほどで
それをここ市原であれば、デフォなら980円で味わえてしまうお得感も相重なり、それまで抱いていたネガティブな感情全てが払拭されるほど
当然、この麺には藻塩、そして黒七味をプラスした味わい方も推奨されておりまして
続いて頂くふた口目には塩をトッピング
より引き立つ昆布の出汁感を味わう組み合わせとなり、つけ汁を味わう事を忘れてしまうほどの美味しさに
とは言え、やっぱり気になるのがこちらのつけ汁
塩と醤油、二種を提供している同店ですが、本日選んだのはこちらの塩
4口目にしてようやく、つけ汁と麺を味わっていくのですが、
いやぁ、これめっちゃ最高やん
こちらのつけ汁、ベースとなるのは貝出汁・・・はまぐりでしょうか
昆布に負けず劣らず上品な出汁感を宿しており、そこに加わる程良い塩味
刻んだネギの風味が辛味を残すアクセントになっていたりと、麺の美味さをより引き立てる出汁の相乗効果を味わえるつけ汁との組み合わせ
そんな麺、つけ汁を前にしただけに霞んで見えてしまったものの、
トッピングにはまず、こちらの吊るし焼チャーシュー
そして、上品な麺とつけ汁の味わいを損ねない
これまた低温調理となる、鶏のチャーシュー
そして、麺の風味をより引き立てながら味変も楽しませる、
こちらのレモンも添えられ、麺を味わうバリエーションは広がるばかり
そんなレモンを加えて酸味をプラスしたら、
次に試してみたくなるのが、黒七味のもたらす刺激の数々
これも藻塩に負けず劣らず、変化を味わえる存在感を見せ、麺とつけ汁の楽しみ方は広がるばかり
更に特製トッピングとして、
メンマ、味玉が続くものとなりましたが、ここで気付いた本日の選択ミス
特製トッピングを選ぶよりも、麺量の大盛りを選択するべきだったと
とは言え、本日は初見での訪問
この判断ミスは次回以降の楽しみに残すものとなりまして、
ラストは割スープを加えながらのつけ汁堪能
同店では残った昆布水をつけ汁に加えるスタイルが推奨されており、これが美味しくなるのも自明の理
ただ欠点として、つけ汁の温度が更に下がってしまう点が挙げられまして
それを回避すべく、まず先に割スープを加えてみると、これまた上品な鰹出汁での提供
旨味を高め、更に温度も高まった所で、最後に加える昆布水
貝出汁に昆布、そして鰹出汁と多彩な出汁が合わさるつけ汁は、更に美味しさを増すばかり
その全てを完飲してしまう美味しさにて、本日のランチが終焉を迎えるものとなったのです。
という訳で本日は、3/21にオープンしたばかりの新店
市原市根田のMENYA HITENZAKAを初訪問
オープン直後ながら、大混雑を見せる店内に加え、回転の悪さなどを感じ、序盤こそネガティブな感情の高まりを否めなかった本日
しかし、それを全て払拭し上方修正させるほど、とにかく美味かった昆布水つけ麺
麺量200gで提供される同品ですが、それを物足りなく感じてしまう程、麺もつけ汁も楽しみ続けたい美味しさで
次の訪問時には、トッピングでは無く、麺大盛りでの注文を心に刻みお店を退店
が、しかし
そのタイミングで目にしたのが、他のテーブルで注文されているラーメン各品
こちらも当然、醤油と塩の2種をラインナップする同店
つけ麺同様、美味しそうなそのビジュアルを前に、ラーメンの方にも心を惹かれるばかり
いずれにせよ、一度の訪問では満足しきれず
オペレーション等が落ち着いた頃に二度三度と足を運びたい、そんな新店オープンとなりました。
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MENYA HITENZAKA
■ MENYA HITENZAKA
■ 住所:千葉県市原市根田3-1-5
■ 営業時間:11:00 – 15:00
■ 定休日:不明