
当初はZoomでの打ち合わせが夜に入っていたものの
どうやら日程を間違えていたことに気付いた、週末金曜日
突如として予定が空白となった本日
その隙間を埋めるべく向かったのが、千葉・富士見
まずは腹ごしらえからと、町をフラフラする中
ふと目に留まったのがここ、

京成千葉中央駅からもほど近い所にある
「中華そば こばやし」となります
こちらのお店で今年も、冬の限定メニューが始まった様で
本日は同店にて、そんな冬の限定メニューでの腹ごしらえを狙ってみることに。
中央区富士見にオープンして1年半、中華そば こばやしにて始まった冬の限定メニュー
ランチではなく、本日は晩ご飯として訪れるものとなった
中央区富士見のラーメン店、中華そば こばやし
こちらのお店、オープン初日から足を運んでおりますが
店舗向かいにある寿司割烹の系列店として営業するラーメン店
ラーメン店とはいえ、母体の影響を強く受けており
他店では味わえない、和テイストを感じる出汁やカエシを味わえる各品が魅力でして
そんな同店らしさを味わえるのが、以下のレギュラーメニュー

醤油と塩、2種が提供される中華そば
特にこの「塩」が、私はドストライクとなり、以降度々足を運んでいる同店
また、サイドメニューのトリュフ玉子かけご飯も絶品となり
それを最初に味わうきっかけとなったのが、今年も始まった冬の限定メニュー

こちらの鶏白湯なのです
この鶏白湯と共に頂く、トリュフ玉子かけご飯の美味さといったもう・・・
そんな昨年の記憶が蘇ってくるものの、さすがに本日は晩ご飯での訪問
ランチならともかく、夜にそこまで炭水化物を入れられない私
券売機を前にし、再度悩まされるトリュフ玉子かけご飯

幾度とボタンを押そうか誘惑に釣られはするも
やはり、明日の起床後に迎える胃もたれを思えば、押しきることも出来ず
本日の所はトリュフ玉子かけご飯を断念
限定メニューの鶏白湯のみに、全身全霊を賭けて挑んでみることに。
和出汁の旨味広がるスープは同店ならでは、中華そば こばやしで頂く絶品鶏白湯
本日お店を訪れたのは21時手前
晩ご飯としては少し遅めの時間となるものの、それで尚盛況を迎えている店内
私が入店した時点では、空席は1席のみ
その後も入れ替わり立ち替わりでお客さんが訪れ、終始満席で推移する賑やかさ
普段はランチでしか利用の無かった同店ですが
夜は夜とて、これだけの賑わいを見せているとは、ちょっと驚かされる一面に
そんな店内にて、注文から待つこと10分少々
提供となった本日の晩ご飯がこちら

中華そばこばやしにて頂く、冬の限定メニュー
鶏白湯となります
昨年の今頃にも、一度頂いている同店の鶏白湯
とは言え、再会は1年ぶり
昨日のランチも思い出せない私にとっては、ほぼ初見と変わらない同品

器の上と下、それぞれでスープの色味がやや異なる様で
これは鶏油の有無でスープの味わいの差異を楽しんで欲しい、というお店側からの無言のアピールにも見える程
その他、色めくトッピングも気になりますが
まずは無言の圧を受け取るかの如く、スープの上部から口をつけていくことに

提供直前にエスプーマされている、こちらのスープ
一口目にはしっかり鶏の旨味が伝わるものの、それを追って広がる異なる旨味
これは・・・和出汁、か?
いや、カエシ側に使われている出汁感でしょうか?
なんにせよ、鶏白湯で味わう一般的な旨味にはない
和テイストを感じる旨味が、強く広がるスープ上部
対する下半分のスープですが、

こちらも同じく、鶏の旨味は十二分
それと共に広がるのは、鶏油特有の甘みとなるも、油分独特の重たさが無いのも特徴
しっかりした旨味を味わいつつも、後味は軽やか
いつまでも口に運び続けたくなる、そんな旨味の広がりを感じるこちらのスープ
そんなスープと共に味わっていく麺は、

こちらの細ストレート麺が提供
麺を持ちあげ、啜るにつれて徐々に混じり合う上下のスープ
それに伴い、淡い甘みに和出汁の旨味も広がり、その味わいもジワジワと変化
更に、そんなスープへの変化をもたらしていくのが、

提供時点よりトッピングされている、こちらのバター
スープの熱でジワジワと溶け出し、特有のコクある旨味をプラス
更には、スープと共に頂く事でアクセントを残す

こちらのフライドオニオン
一般的な鶏白湯では、初手から濃厚な味わいが続くこともあり
それに対するアクセントとして、刻んだ玉ネギらを盛り付けるお店が多い中
初手の口当たりが軽やかとなる、同店の鶏白湯
そこから徐々に、濃度を増すかの如く、バターやフライドオニオンが加わる様子で
兎にも角にも、入り口から始まる和出汁感
それを損ねず、ジワジワと増す旨味の層は、他店では味わえない奥行きを感じさせる形に
そんな鶏白湯のトッピングには、

デフォでありながらも、こちらの味玉
更には、

ほぐれてしまったものの、こちらのチャーシュー
そして、もういっちょ

先ほどとは異なる、こちらは低温仕上げのチャーシューをもトッピング
肉感しっかりした低温調理側は、特有の旨味と歯ごたえを
対するもう一方は、崩れる程の柔らかさになるものの
それにより麺やスープとの調和も得られ、共に味わえる食べ方をも楽しませてくれます
更に、和食店の経営するお店らしい三つ葉のトッピングや

細切りながらもしっかりした歯ごたえが楽しい、こちらのメンマ
そして終盤からは、別皿にて提供となる

こちらのレモンも投入がお勧めとの事
鶏白湯=レモンの方程式は、他店でも見かけますが
実際のところ、この味変がハマるスープが頂けるお店は数えるほどで
そんな中、やはりここ中華そばこばやしは、さすがの限り
和出汁を感じる入り口から始まり、ジワジワと増す旨味の濃度、それを最後のレモンが爽快にリフレッシュ
起承転結とも言うべき、徐々に変化を見せるスープの味わい
これを前にすれば完飲必至となる美味しさの元、その全てを味わい尽くす一食となりました。
という訳で本日はディナー
中央区富士見の中華そばこばやしへ、初の夜訪問
昨年に続き、冬の限定として提供始まった鶏白湯を頂き
同店ならではの所作を、様々感じる美味しさに大満足を得る一杯に
一時の鶏白湯ブームを境に、猫も杓子もが提供始めた同品
最近では業務用スープでもレベルが高まっている様で、ある程度の水準の品が多くのお店で味わえる様になりました
が、その一方で、自店ならではの鶏白湯を提供する
そんな数少ないお店となるのが、こちら
その奥深い味わいは、業務用にて提供されるそれとは一線を画する美味しさに
多くのお店で味わえる様になった今だからこそ、丁寧な仕事の上で提供される一杯を、ぜひ味わって欲しいと感じさせる、そんな鶏白湯となりました。
とは言え、やっぱり捨てがたいのが同品とトリュフ玉子かけご飯のマリアージュ
次回こそは、そちらの組み合わせを頂きに再訪しなければ・・・。
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中華そば こばやし
■中華そば こばやし
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-16-26 マルエイビル 1F
■ 営業時間:11:00~15:00 17:00~売り切れまで / 日曜 11:00~16:00
■ 定休日:月曜日
