今年も様々な新店がオープンするものとなり
千葉市内に限って言えば、その殆どを食べ歩いてきた私
そんな中でも、今年オープンのお店で
最も足を運んだ先となるのが、そう
こちら千城台北駅真下に1月オープン
「麺屋22」に他なりません
先日、発表のあったTRYでも
新店のオリジナル部門を受賞している同店
そんな同店ですが、少し前に店主さんより連絡を貰っており
今回はそんな経緯にて、同店を訪れてみることに。
今年1月オープン、TRY新店 オリジナル部門も受賞となった人気店、麺屋22
前述した通り、店主さんからの連絡を貰い
すぐさま駆けつけた、千城台北の麺屋22
ですが、私が訪れた最初の日はTRY発売直後とあってか
午後13時を少し回った時点で売り切れ、そして閉店に
その翌週にも足を運んでみたものの
従来は木曜定休だった同店が、この11月は水・木の連休となっており休みに遭遇
都合、3度目にしてようやく訪問に成功
そんな2ヶ月ぶりとなる同店のメニューですが、
今年の夏に頂き、その美味しさに舌鼓した夏メニュー
「白胡麻出汁つけそば」はさすがに姿を消しており
そちらに代わり、新たに加わったのが
「賞が香る牛すじラーメン」となります
そのお隣、辛口まぜそばも未食となっており
こちらも気になるひと品ではあるのですが
店主さんの方から
『牛すじラーメンを食べて欲しい』との声掛けもありまして
そんな流れで、今回まず頂くものとなったのが、
こちら、牛すじラーメンになります
同店のレギュラーメニューとして、
オープン時より並んでいた、辛すじラーメン
そちらの辛味OFF版となるのが、
こちらの牛すじラーメンとのこと
醤油や塩、味噌といった調味料を使わず
出汁による味付けのみでラーメンを作り上げる同店
それだけに、この牛すじもまた
辛さの有無で、だいぶ味わいを変えそうな所となるのでしょうが
まずはそのスープを頂いてみると
優しくも深い、その旨味が一気に広がるばかり
魚介を始め、様々な出汁を合わせて作られるスープは
ひと言ふた言では語れない程、とにかく奥行きある仕上がり
塩や醤油の必要性を感じさせないほど
出汁のみとは思えない、満足度が十二分に届く味わいに
そんなスープと頂く麺ですが、
デフォではちょっと固めな茹で加減となる
こちらの細麺での提供に
パツッとした食感を楽しませ
噛みしめるに連れて膨らむ、小麦の風味もまた最高
これも出汁オンリーで味わうスープであればこそ
双方の繊細な一体感を楽しませてくれる要因の1つに
そんなラーメンのトッピングもまた
出汁の味わいを楽しむに適した各品で
まず頂いて行くのが、こちらのもやし
シャキッとした食感を残した細もやしが使用され
麺との食感の妙を楽しめる要因に
更に、当然の如く旨味を帯びているのが、
こちらの牛すじ
トロトロになるほど煮込まれた同品もまた
ふんだんに出汁の味わいを吐き出す具材の1つ
これまでは辛すじでしか味わって来なかったものの
辛さ無しであっても、その美味しさは見劣りせず
繊細ながらも、強く感じる旨味と共に
素材としての味わい、そして食感らを楽しませてくれるトッピングに
更に本日のラーメンでは、
たんまりとおろし生姜をトッピングしているのも特徴
途中からはこれをスープ全体へ広げていきますが
それと共に広がり出す、生姜特有の香りと辛味もまた絶品
序盤は香りと風味を楽しむものとなりながら
食べ進めるに連れ、その効能で確かに高まり出す体温
これからの季節で頂くには
間違いなく重宝する、そんな生姜の効能を感じつつ、
麺にネギ、そして牛すじと
丼を埋める各品との一体感をも楽しめる同品
当然の如く、この新メニューに大満足したのですが
この日、更に店主さんから
『夜は夜で、特別なメニューがあるんです』
との裏情報を教えて頂くことに
話を聞けば、その理由も一目瞭然
これはぜひ、ビールやお酒と共に味わいたい限りで
ただ、ランチで足を運んでいる同店
ここにもう一度、夜も足を運ぶの・・・か??
誘惑に釣られ、1日に2度の訪問となった麺屋22 そして伝説へ・・・
ランチ訪問の際に
とんでも情報を投げつけられた、麺屋22
昼に足を運んだお店に対し
その日のうち、夜にもう一度足を運ぶ
さすがに私も、そんな経験
過去にやったことがあったかどうか・・・
まあ、昼から飲んでたお店にて
1度晩ご飯を食べに出掛け、再度飲み直しに戻った経験はありますが
同じラーメン店を、昼夜で2度となれば
間違いなく、これが初
しかも、そんな経験も
間もなく出来なくなるとなれば、尚のこと
そんな訳で本日二度目、
夜にもう一度出直すものとなった、こちら麺屋22
ちなみにこちらの店主さん
かつて稲毛にあった人気店「ラーメン一’s」を立ち上げた方の1人でして
更にはかつて、焼肉店でも勤務されていたりと
様々な食の経歴を積まれてきた方
その為、特に肉の扱いには長けており
夜には様々な肉料理を、お酒と味わえるのも同店の魅力
本日もまた、そんな肉の誘惑に釣られて足を運んだのですが
ただこの肉料理がまた、諸々の都合で説明する事が出来ずな品でして
とは言え、その美味しさには感無量となり
もはや肉にひれ伏してしまう、そんな絶品料理が頂けた夜の部
その中でも、これまた格別なひと品だったのが
こちら、牛のすいぞうなる品
様々な焼肉を食べ歩いてきた私にとっても
初めて目にするものとなった、こちらの品
先に聞いていた説明によれば
「乳腺」にも似た味わい、食感になるのだそうで
そんな話を聞きながら頂いてみた所
まあこれが、柔らかくも旨味の詰まった部位でして
乳腺の様な脂肪の柔らかさ、甘みとは異なるものの
それに近い食感、そして甘みがジワジワと広がる同部位
味付けはシンプルながら、十分に感じる程で
むしろわさびを添え、サッパリ目に味わっても楽しめてしまうほど
そんな逸品料理の数々を味わい
本日の〆にと作って頂いたのが、
こちら、まさかの炒飯になるのです
当然、レギュラーメニューには
掲載の無い、こちらの炒飯
実は夜の部に限り(忙しさとの兼ね合いも)
コッソリと様々な裏メニューが並んでいたそうで
本日はそんな裏メニューの1つとなる
こちらの炒飯を頂くことに成功
とは言え、中華料理店の様な
強い火力が出せる訳では無い同店
その為、専門店のような
パラパラタイプでは無く、シットリめなのが同品の特徴
その分、玉子の味わいがご飯をスッポリコーティング
玉子とご飯、そして油との一体感を楽しませてくれます
そんな炒飯に於いて、恐らくキーになっているのが
ラーメンにも使用されているチャーシューの存在
こちらのチャーシューはもちろん
醤油ら不使用、出汁のみで仕込まれたものとなりまして
そんな出汁をふんだんに吸い上げたチャーシューを
ふんだんに使用している、こちらの炒飯
炒飯にもまた、出汁ならではの甘みや旨味が加わっている様子で
この要素がまた、シンプルな具材ながらも奥深い旨味を作る大きな要因に
加えて、そんな炒飯のお供となる
このもやしがまた、面白い役割を果たすなど
玉子にネギ、チャーシューといったシンプル具材ながら
およそ家庭では再現出来ない美味さを生み出す、そんな絶品炒飯も堪能するものとなりました。
という訳で、昼のラーメンに始まり
夜にはお酒のお供、そして炒飯も堪能するものとなった麺屋22
今回味わった各品の感動をを、
是非とも多くの方にも伝えたく、こうして記事に残しているのですが
冒頭より、なんとなく匂わせてきた通りで
実は最後の最後、ここに来て悲しいお知らせが
本日、ご紹介した「麺屋22」ですが
この11月を以て、お店が閉店するとのこと
TRYにも掲載され、これからが・・・
と期待していた矢先に届いた、まさかの残念過ぎるお知らせ
私もこの話を10月時点で耳にしており
真っ先に知らせ、多くの読者さんに知らせたい所だったのですが
店主さんからの希望により
『ギリギリまで伏せておいて欲しい』との話になりまして
結果、閉店間際となった本日
こうしてお知らせする形となってしまいました
ちなみに冒頭でも触れた通り
今月は水、木と定休日になる同店
残るチャンスは限られるものとなる上
閉店前となる事から、食材やメニューに関しても限られる部分があるとのこと
なので、狭き門となりはしますが、同店の絶品出汁ラーメンを味わいたい方には
残る数日、同店を訪れて貰えれば幸いです。
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麺屋22(ふぅふぅ)
■ めんや22
■ 住所:千葉県千葉市若葉区千城台西1-2-1 ピカリコビル
■ 営業時間:11:00〜14:00 / 17:00〜20:00
■ 定休日:水、木曜日(11月いっぱいで閉店)