週末土曜日ながら、本日は昼前から千葉中央へ
ひと仕事を終えた所で、ここからランチとなる訳ですが
ここ最近、富士見界隈で様々ランチの新店を食べ歩くも
どうにも消化不良な食事ばかりが続く次第で
そろそろビシッと安定感ある一食を
いや、出会ったこと無い様な感動にも巡り会いたい所に
そんな期待感を昂ぶらせながら向かった先は、
毎度おなじみ、月1ペースで足を運ぶ
こちら「中華蕎麦ごとう」でして
毎回、月1で提供となる限定メニュー
こちらを楽しみにして足を運んでいる同店
ただ今月の限定メニューについては、正直・・・
な所もあり、少し遅れて同店を訪問
その理由は後ほど解説するものとしまして、
本日はこちら「中華蕎麦ごとう」を訪れるものとなりました
JR千葉駅から徒歩7分、毎度おなじみ中華蕎麦ごとう 今月の限定はまさかの柚子らーめん?
ここ暫く、月1ペースで
同店ならではの個性的な限定メニューが味わえている、中華蕎麦ごとう
ちなみに先月、同店を訪れた際には
同店ならではとなる「喜多方らーめんVerごとう」を頂き、コレには大満足
そんな喜多方ラーメンから1ヶ月
この11月半ばになって、提供始まった限定メニューがこちら
その名も「ゆず塩ペッパー」となります
ご覧の通り、スープ一面に浮かぶのは柚子
寒さを増し始めたこの季節らしい、風情を感じるラーメン
とはなるのですが、いかんせん私がですね
柚子が・・・というか、柑橘系特有の酸味があまり得意では無い次第で
このラーメンに、どれ程の酸味が加わっているのか
その度合いこそ、計り知れないものの
いくら限定とは言え、得意では無いラーメンを
わざわざ味わうのもどうなのかなあ、と手が止まっていた一杯
ただ、そんな新メニューの提供がスタートして以来
SNSを見ていると、こちらの品に対する高い評価を様々目にしまして
そんな噂を多数目にしてしまえばこそ
食わず嫌いをせずに、味わってみるのも大切なのでは無いか、と
という訳で本日、決して得意では無いものの
こちらの限定メニュー、ゆず塩ペッパーをオーダー
また、追加トッピングも選べる同品ですが
そちらをプラスしない代わりに、本日は「蜆の和え玉」を頂いてみようと思います。
贅沢に香る柚子に加えて変化も楽しむゆず塩ペッパー 共に頂く蜆の和え玉も絶品だった
この日、お見せに着いたのは11:30手前
先客はひと組となり、土曜ながらにのんびりしたスタート
と思いきや、その後立て続けにお客さんが来店
のんびりしていたのも束の間
アッという間に満席を迎える、相変わらずの人気ぶりに
一気に慌ただしくなった店内にて
注文より待つこと10分少々
提供となった本日のランチがこちら、
千葉・富士見の中華蕎麦ごとうにて頂く
冬の限定メニュー、ゆず塩ペッパーになります
ベースとなっているのは同店のレギュラーメニューでもある
鶏の清湯スープで頂く、中華そばの塩
そこにたっぷりの胡椒、そして
商品名にもある柚子が、これでもかとトッピング
酸味がそこまで得意では無い私的には
見ているだけでも鼻の頭に汗が浮かんできそうな所ですが
そんなスープを一口頂いてみると
これがまあ、優しい鶏の旨味に塩だれ、そして甘み伝わる美味しさに
後味に胡椒のほんのりしたスパイシーさが加わる上
確かに感じる柚子由来となる酸味
これが想像するよりも、ぐっと柔らかな酸味となる上
むしろ一口目には、柑橘系ならではの甘みの方が広がるほど
ググッときそうな酸味に身構えていたものの
良い意味で拍子抜けしたというか
むしろ、果肉由来の甘みがアクセントとなり
鶏スープの旨味を引き出す、そんなプラスαを楽しませてくれます
続いて麺を頂いていくと、
こちらは同店ではちょっと久しぶりとなった細麺での提供
ここの所、インパクト強い麺の限定が続いてましたが
今回のゆず塩ペッパーでは、レギュラーメニュー同様の細麺を提供
・・・だったっけか?
つうかレギュラーメニュー、最後に食べたのいつだ??
それ位、遠い記憶の中にある同店のレギュラーメニューなので
「恐らく」にはなるものの、とりあえずこちらは細麺での提供
わずかにパツッとした食感を残すも、
スープと一体感を見せながら、甘みや旨味、ほんのり酸味を広げる組み合わせに
そんな同品のトッピングには、
こちらの低温チャーシューを提供
むっちりした歯ごたえの中に、肉の旨味を感じさせ
優しい脂の甘みも共に味わえるチャーシューに
更に頂くのが、
こちらのスプラウト
食べ進める中で、グラデーションのように
ジワジワと酸味、甘みを高め出す柚子
その存在が明瞭になるに連れてこそ
スプラウトのもたらす、ほんのりした苦みがアクセントに
更にもう1つ、好みの変化をもたらしてくれたのが、
こちらの柚子胡椒でして
最近では忘れがちになってきたものの
こちらのごとうさんといえば、元々は和食の料理人
その経験があればこそ、このスープに活きる
柚子胡椒のアクセントが、見事な変化を残すものとなりまして
柚子サイドの甘みや酸味が高まればこそ
逆サイドを駆け上がり、アクセントを残してくれる柚子胡椒が見事な働きに
そんな麺、具材を一通り食べ終えた後にも
この様に、しっかりと姿を残す柚子
ラストは、この柚子を崩しながら
更にスープへと広げてみますと、
序盤に比べ、かなり酸味は高まってきたものの
鶏スープに溶け出す柚子の果肉がまた美味かったりもする訳で
柚子=柑橘系の酸味という常識にとらわれず
様々な変化や、それを引き出すギミックを味わう、冬ならではの限定メニューに
一方、そんな麺の後に頂く本日2の矢
こちら、蜆の和え玉になります
夏頃から提供されていた同品ですが
しばらくの間、私の食欲が付いていかず注文にも至らなかった和え玉
ようやくかつての食欲も戻って来た所で
本日ようやく注文するものとなりまして
見た所、蜆要素を感じる雰囲気では無いものの
麺、その下に沈むタレを混ぜ合わせながら頂いてみると
・・・蜆、いるじゃん
見た目には全く、その存在を感じない蜆
ですが、麺を啜れば確かに見える、蜆の存在
その正体はどうやら油にある様で
確認してみた所、予想通り蜆油を使用しているのだとか
香味油を作る要領で、蜆エキスを油へと移し
そちらをふんだんに混ぜ合わせた、こちらの和え玉
少し固めでパツッとした食感を残しているのも楽しみとなる上
麺のみで味わっても美味けりゃ、残るスープを掛けてもなお絶品
メインのゆず塩ペッパー共々
この和え玉にも大満足させて頂く、そんな本日のランチとなりました。
当初は、苦手意識を持っていたことから
二の足を踏んでいた、中華蕎麦ごとうの今回の限定メニュー
SNSの声に押されながら頂いてみた同品と来たら
想像する柚子からは程遠い、冬ならではの味わいを得る一杯に
序盤から中盤、そして終盤まで
徐々に存在を高めていく柚子が確かにいるものの
その周囲に並ぶ布陣が、変化する柚子の濃度に合わせ
別角度からの猛追を与えて来るなど、富んだ変化がとにかく楽しい一杯
共に頂いた蜆の和え玉もまた絶品となり
とにかく大満足、食わず嫌いした自分を戒めたくなる、そんな1食となりました。
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中華蕎麦 ごとう
■ちゅうかそばごとう
■ 住所:千葉県千葉市中央区富士見2-9-14 松井ビル 1F
■ 営業時間:11:00~15:00 / 17:30~21:00
■ 定休日:火曜日