勝浦から鴨川を経由し一泊
翌日も千葉へ戻りがてら、外房エリアで食べ歩きを・・・
そんな予定を立てていたものの、
前日になって急遽、午後から新たな予定が加わる事に
とは言え、帰宅を大急ぎするほどにはならず
せっかくならば、木更津のアウトレットに立ち寄ることに
当然、その流れでランチを頂くものとなるのですが
本日は木更津で、今最も行きたかったお店をチョイス
それがこちら、
「三代目 沖食堂」になります
お店の看板にも記載がある通り
千葉ではそう多く無い、久留米ラーメンのお店となる同店
オープンしたのは2年半前となるものの
色々と誘惑の多いアウトレット周辺
加えてこちらのお店も、混雑している事が多く
結果、これまで気になりつつも足を運べていなかったお店の1つに
本日はそんな「三代目 沖食堂」にて
今更ながらの初訪問、初ランチを頂いてみようと思います。
三井アウトレットパーク木更津からすぐの久留米ラーメン、三代目 沖食堂をランチ訪問
事前情報で11時オープンを確認し
同時間までをアウトレットで過ごしつつ、お店へと向かった三代目沖食堂
さすがに平日の開店直後とあってか
先客の姿は無く、私が1番手で同店を訪問
店内に入るや否や、一気に広がる豚骨臭
苦手な方にとっては厳しい香りの強さですが、むしろ高まる期待値
そんな香りに胸躍らせながら、
早速、券売機を見ていきますと、
提供されるラーメンは大きく分けて3種
ラーメン、赤辛ラーメン、そしてチャーシュー麺の3品
いずれも通常サイズでの提供他
大盛りと思われる「大」サイズでの選択も可能に
上記メニューに加え、気になる所となるのが焼きめし
通常の焼きめしに始まり、辛子高菜焼きめしも頂ける同店
こちらもサイズが様々用意され、
平日限定の半焼きめしや、セット、更には大盛りの選択も可能とのこと
更には、同店ならではの1品となる
グリンピースのおにぎりこと「ピースおにぎり」なども並ぶメニュー
気になる品は様々となる一方
どうも朝から体調が芳しくなかった本日
前日からの疲れの影響か、ガッツリとした食欲が沸くには至らずで
無念ながら本日は、チャーシュー麺のノーマルサイズを選択
ここに加えて、追加のトッピングより
辛子高菜も合わせて頂いてみようと思います。
豊かな香りに包まれるもマイルドな味わいの豚骨スープ 辛子高菜による味変も最高だった
豚骨ラーメン発祥の地として知られる福岡県久留米市
同地で1955年、今から約70年前にオープンしたのが初代の沖食堂
同じく久留米市内に二代目のお店が存在し
今なお人気店として、全国からお客さんが訪れるお店に
※ ここまでの経緯は店内に掲載のあった情報から
そして三代目としてオープンしたのが
久留米から遠く離れた地となる、ここ木更津
そこにどういった経緯があるのかは分からないものの
いずれにせよ、千葉でもごく少数となる久留米ラーメンが味わえる同店
そんなラーメンを楽しみにしながら、注文より待つこと5分少々
早くも提供となった本日の一杯
こちらが三代目沖食堂にて頂く
「チャーシュー麺(&辛子高菜)」になります
店内を空けた瞬間から香る豚骨臭
そこから察するにさぞ・・・と、想像を張り巡らすも
意外というか、そう言えばそうだったとも言うべきか
提供されるスープのそれは、クリアにも見えるほど
そんなスープを一口運ぶと
しっかりと流れ込む、豚骨の味わい
クリーミーな舌触りとなるものの、重たさは感じず
一口目にはむしろ、ライトで薄味にも感じる程
とは言え、これを口へと運ぶにつれ
徐々に見えだしてくる、その輪郭
ジワジワと広がる旨味の蓄積なのか
マイルドな味わいながらも不足を感じない、そんな豚骨の旨味を味わえるスープに
共に頂く麺の方は、これまた個性的で
イメージする博多豚骨とはまた異なる
細麺ながらも茹で加減は長めな、柔らか食感
柔らか、と言えども歯ごたえはしっかり残されており
弾力をも楽しませてくれる、そんな麺に
そしてチャーシューですが、これまた特徴的なものとなっており
なんと表現すべきが正解か悩むのですが
敢えて言葉を選ばず言えば、旨味を絞り切った出がらしのようなチャーシュー
その為、チャーシューそのものから濃い味わいは感じないものの
それを十分に補完しているのがスープの存在
このスープに浸った、柔らかとろとろチャーシューであればこそ
スープ側の旨味を絡め、バランス良い味わいを形成してくれます
更に面白い存在となっていたのが、
こちらのゆで卵
当初は1/2カットを盛り付けているものと思ったら
ご覧の通り、スライスされた形跡が
久々に見る、薄切りカットのゆで卵もまた
歴史長いお店ならでは、風情を感じさせる具材の1つに
その他トッピングには、
こちらの海苔を盛り付けるのみ、となるシンプルな構成
いやむしろ、余計なトッピングを必要としない程
洗練された完成度の高いラーメン、と称する方がシックリ来る一杯に
そんなラーメンに微細な変化を与えてくれるのが、
こちらの青ネギ
これも芳潤な旨味広がる豚骨であればこそ
その食感や微細な変化を面白く感じさせてくれる所に
そして後半からは、追加オーダーとなります
こちら、辛子高菜の出番を迎える事に
説明によれば、かなりな激辛になるとかで
少量から試していくのがお勧めとの事
まずはラーメンに入れず、そのままをひと口味わいますが
うん、確かに辛い
激辛、と呼ぶほどには至らないものの
ペース配分を間違えると、スープ全体のバランスを崩しかねない
それ程のパンチを供える高菜となるのですが、
こちらを提供された中から、半分ほどトッピング
これでも少し入れすぎたか、と思える程に
スープ全体へと広がっていく辛味
とは言え、豚骨サイドの旨味を汚すことは無く
序盤に少し薄味にも感じていた塩味を補完するには、十分なバランスに到達
もちろん、スープサイドの変化を楽しむだけで無く、
麺と共に高菜を頂くことでも、
食感の妙や辛味を楽しめるなど、その存在感は見事な所に
うん十年という歴史を感じつつも
それが古ぼけて見えない、大満足の一杯となりました。
という訳で本日のランチは
木更津アウトレット近く、三代目沖食堂を初訪問
オープンから既に2年以上が経過しており
今更にはなったものの、初めて頂く同店の久留米ラーメン
店内に広がる豚骨の香りからは想像付かない
マイルドながらも深い味わいを楽しませてくれる一杯に
共に頂く麺やトッピングらも、風情を感じさせ
それでいて尚、令和の今に頂いても大満足させられる限りで
今回は体調の兼ね合いもあり、チャーシュー麺のみとなりましたが
焼きめしやピースおにぎりなど、ラーメンと食べ合わせたい品もまだ多数
最寄り駅等からも少し離れた立地となりますが
わざわざ足を運んだとして惜しくない、そんな絶品久留米ラーメンとなりました。
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三代目 沖食堂
■ さんだいめ おきしょくどう
■ 住所:千葉県木更津市金田東5-4-1
■ 営業時間:11:00 – 15:00 / 17:00 – 21:00 /土・日・祝日 11:00 – 21:00
■ 定休日:不定休