
先月から続くバタバタも、ようやく落ち着きが見えてきた本日
ちょっと前から気になっていた新店を本日のランチ候補に
お店の場所は、中央区登戸
京成の新千葉駅が最寄りとなるこちらに、6月オープンした新店
「安田圭吾」というお店になります
事前にSNSや店舗前を通った際にも情報を確認していた同店
こちら、同じく登戸にある和食割烹「貝渕卓也」のお弟子さんのお店だそうで
現在は週に3日、火曜から木曜までの3日間
ランチのみ営業するお店になるのだとか
オープン時より気になっていたお店ながら、営業日は週に3日
その狭き門故に、これまで足を運べずにいた同店
ようやく時間も採れるようになったことから本日はここ
「安田圭吾」にて初ランチを頂いてみることに。
京成新千葉駅から徒歩5分、中央区登戸に6月オープンの新店、安田圭吾をランチ訪問
ひと月ほど前にオープンを確認していたものの、ようやくの初訪問となった新店
京成新千葉駅近く、中央区登戸1丁目の「安田圭吾」
師匠のお店となる「貝渕卓也」同様、店主さんの名前が名付けられたこちらのお店
以前は和食割烹、その前もお寿司屋さんと、和テイストのお店が続いていた場所となりまして
こちら「安田圭吾」についても、和食のお店・・・と言うべきか
現在は週3でランチのみの営業となっており、提供されるメニューも以下の1品
月替わりで提供される3品の小鉢
こちらと共に頂く、ローストビーフ丼となりまして
お値段については、割烹価格ともなりそうな3500円とのこと
ランチで普段使いするには、少し・・・なお値段ですが、時折の贅沢と思えば十分手の届く範囲
またこちらのお店は、カウンター6席のみの営業だそうで
日によってはランチ帯に満席になることもあるのだとか
念のため、当日の営業開始前に予約を入れてお店を訪問
幸いにもこの日は予約が少なかった様で、先客1組と私の2組にてランチ営業がスタート
前述したランチのセットには、ワンドリンクが付いてくるものとなり、
お昼となることから、お酒の提供は無いものの
レモンや柚子皮を、その場で削り香り付けする炭酸水など、拘りの各品が提供
そんなドリンクの注文を終え、まず手渡されるおしぼり
冷たい中からフワッと「ヒノキ」が香るものとなり、お出迎えからサービスを感じる展開
注文については、前述した通りランチは1品のみの提供
そのため、苦手な食材についてのみ伝えるものとなり、早くも食事の方がスタートする流れに
※ 本日のローストビーフ丼には「しめじ」が入るそうなので、そちらがNGとなる旨は伝達
そうこうしながら、まず提供となるのがセットのサラダ
そして、月替わりで提供される3品の小鉢に
瑞々しい野菜を盛り付けた、こちらのサラダ
ドレッシングは酸味を効かせ、サッパリした味わいが暑い夏に嬉しい品に
そして小鉢ですが、鰹出汁らで味わうそうめん
高野豆腐の味噌焼きにかぼちゃの煮付け、そして香の物の3品が提供
中でも目を見張るものとなったのが、
こちらのそうめん
前述した通り、カツオ、更には昆布出汁でしょうか
両出汁で啜るそうめんに加え、スッキリした酸味を残す梅をトッピング
そうめんもさることながら、とにかく絶品となったのが出汁で
麺を啜るだけでは我慢出来ず、出汁も全て飲み干してしまう美味しさに
小鉢の3品から、すでに楽しみが続く同店ランチ
当然、この後提供となるメインへの期待も高まる展開に。
夏を感じる小鉢に始まり、味に見た目はもちろん、香りまで拘り詰まった極上ローストビーフ丼
オープンキッチンとなるカウンター越しに、その調理行程を目の当たりに出来る本日のランチ
特筆すべきは、やはりその包丁さばきでして
本日提供となるローストビーフ、こちらを薄くカットする手さばきはもちろん
サイズが小さくなりがちな端部分については、開きでカットし、各サイズ感を合わせる徹底ぶりに興味津々な私
そんなライブ感満載のカウンターで待つこと10数分
提供となった本日のメインがこちら、
中央区登戸の新店
「安田圭吾」にていただく、ローストビーフ丼となります
ご飯のサイズ変更が可能とのことで、大盛りにしてオーダーしたこちらの丼
ご飯の量もさることながら、それをスッポリと覆い尽くすローストビーフ
使用されているのは国産のA5和牛になるそうで
サシの入った肉質に、放たれる輝きと、全てが美しすぎるばかり
早速、そんなローストビーフに手を伸ばしていきますと、
ご飯と共に食べやすい、薄めのカットとなるこちらのビーフ
柔らかさは当然のこと、その滑らかな舌触りと広がる甘みがとにかく格別
上品な脂が口の中で溶けると同時に、広がっていく甘み
脂の甘みになるものの、それが重たさを感じない品ある味わいでして
更に、提供前に焼き目を付けていることから、香ばしさをプラス
その香りの中にはガスバーナーながらも、炭の香りを加えているのが大きな特徴でして
詳しい所は実際の行程をご覧になっていただきたい限りなのですが
なんにせよ、ガス特有の嫌な香りを感じず、代わりに炭焼きの香ばしさも伝わるローストビーフ
美味しさ、見た目での華やかさはもちろんながら
ここに加えて香りでも、楽しみを与えてくれる格別な仕上がりに
そんなローストビーフの甘みを引き立てているのが、
共に頂く、こちらのご飯
粒の立ったキレイな炊き上がりとなる、こちらの白米
お米そのものからも、存分な甘みが伝わる程でして
昨今、米価格の高騰により、美味しいお米を味わう機会も減っている中
さすが和食料理店とでも言うべきか、お米の美味しさもが伝わって来る程
そんなお米と共にローストビーフを味わえば、
あったかご飯の熱で溶け出す、脂の甘みは更に飛躍
ご飯とビーフ、双方に掛かるタレも甘みと旨味を引き立て、一気食いする手が止まらずに
主役の丼をガツガツ味わう傍ら
スッと提供されるのが、共に頂くお椀となりまして
こちらは2種の味噌を使った合わせ味噌とのこと
主役のご飯については、塩味が抑えられている事もあってか
共に頂く味噌汁の方は、塩味を立てた味わいとなるのが特徴的
敢えて出汁よりも、塩味を強調する
そんな味噌汁を提供するバランス加減も、実に面白い組み合わせでして
そして、再度戻るローストビーフ丼ですが
主役となるお肉、その下からは甘みを宿した玉ねぎが登場
本来であれば、ここに加えてしめじも盛り付けられる同品
また新たな甘みや食感が楽しめることで、たっぷりボリュームながら飽きずに味わい尽くせる工夫にも
なにより、やはり格別となるのは
このローストビーフのもたらす旨味、そして甘み
大盛りでの提供となったご飯になるものの、それをも勝るローストビーフの量も然りで
昨今、様々なお店で提供される様になったロービー丼ですが
そのいずれをも凌ぐ、TOPクラスの美味しさを得るひと品となりました
そんな各品を食べ比べ、満足を得たところで
最後に提供となるのが、コースの〆のような甘味
この日提供となったのは、青梅を使ったシャーベットとほうじ茶
こちらのシャーベットもまたギミック満載
青梅だけでは酸味が立ちすぎることから、2種の梅を使っているとのこと
シャーベットをそのまま味わっても、ふんわり伝わる甘みと柔らかな酸味
そこにペーストの梅を合わせることで、華やかさが増すなど
シャーベット1つに対しても、細かな仕事を感じるばかり
ローストビーフ丼で3500円と、当初は少しお値段が気になったものの
それを納得、いや価格以上に満足を与えてくれる、そんな各品の堪能となりました。
という訳で本日のランチは、6月オープンの新店
中央区登戸の「安田圭吾」をランチ初訪問
現在の営業は週に3日となる上、ランチのみ
提供されるメニューも、小鉢らがセットとなるローストビーフ丼のみ
厳選されたメニューを提供していればこそ伝わる、各所への拘り
なにより丁寧な仕事ぶりを、目の前にて拝見するだけでも楽しみ増す一食
当然、口に運ぶ品の全てが格別な美味しさとなり
主役のローストビーフ丼のみならず、小鉢から甘味まで全てに満足
現状はまだ、ランチのみの営業となる同店ですが
今後は懐石料理らを提供する、夜営業も検討しているとのこと
ランチではもちろんながら、
将来的な夜の営業も楽しみにしたい、そんな新店となりました。
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安田圭吾
■ やすだけいご
■ 住所:千葉県千葉市中央区登戸1-17-1
■ 営業時間:11:00 – 15:00
■ 定休日:月・火・土・日