つい3日前まで2月ながら
20度を越す謎の温かさに包まれた今年の冬
が、しかし
そこから間髪開けず、再度の冬気温となり
加えてこの日は、朝から雨と
気温も上がらず、5℃前後を推移
温かいラーメンを食べるのであれば
この上ない気候となった同日
突如のお誘いを受け、車を走らせること1時間ちょい
向かった先は、千葉県柏市
JR柏駅から徒歩10分ちょいとなる商店街・・・
の様な通り沿いに、昨年2月OPENしたこちらのお店
「中華そば榮田」になります
店主さんが都内の有名店出身とあり
オープン時から話題になっていたここ、中華そば榮田
昨年、日テレのeveryにて
オープンまでの様子を特集で放送されておりまして
同放送を見た時から気になっていたものの
場所は柏と、私からすれば遠方のお店
加えてオープンと同時、瞬く間に行列の出来る人気店となり
昨年も様々な賞を受賞されるなど、訪問ハードルがますます上がっていた同店
とはいえ、千葉グルメを食べ歩いている身として
いつかは足を運んでみたかったお店の1つ
そんな折に頂いた、お誘いの声
加えてこの日は、朝から雨がちらつく天気
食べ歩くには生憎の天気となる一方
行列が出来る人気店を訪れるには、むしろ好チャンスな予感
そんな予想を企て、お店へ着くと
そこにはまさかの・・・外待ち0
加えて、店舗向かいに駐車場があるとのことですが
こちらにもしっかり、空車スペースを確認
満を持して期待の人気店、中華そば榮田を初訪問する事に。
JR柏駅から徒歩10分ちょい 昨年オープンの行列店 中華そば榮田をランチ訪問
という訳で、昨年のオープン以来
足を運びたかった宿題店の1つ、柏の中華そば榮田
この日、お見せに着いた時刻は13時
お昼の繁忙帯は過ぎているとは言え、前述した通りに人気店
多少の待ちも覚悟していたのですが
朝から降り続く雨に加え、連休前という日程もあってか、待ち時間0にてお店へと入店
店内に入り、まずは券売機からとなりますが
こちらで頂けるのは、
醤油と塩、2種の中華そば
それぞれにトッピングや
全部乗せに相当する特製トッピングも提供
事前情報では、上記2品のみと思っていたのですが
現在のメニューには、ここに加え「つけそば」もラインナップ
つけそばについても、
醤油と塩の2品が提供されている同店
ちなみに、つけそばに関しては
券売機上ながら「お待たせしました」の一文も
初訪問だけに、つけそばを待っていた訳では無いのですが
こう言われてしまうと、気になってしまうつけそばの存在…
ただ本日は、当然ながらの初訪問
ここはまず基本を抑えるべく、中華そばの醤油を特製トッピングで頂く事に
そんな券売機での購入を終え、テーブル席へ
卓上の調味料を見渡していると、
そこに並ぶのは、塩に胡椒
七味唐辛子、そしてまさかの、おろしにんにく
これが濃厚系ラーメンのお店なら、珍しくもないものの
こちらで頂けるのは、その名の通り中華そば
このおろしにんにくは、中華そばに向けてなのか
それともつけそば？
いずれにせよ、興味沸き立つ一食となりそうです。
滋味深いスープの甘みに麺の喉ごし、3種のチャーシュー全てが絶品、榮田の特製中華そば
前述した通り、まさかの行列0
待ち時間すら無く、すんなり入店となった中華そば榮田
先客も3組となっており、
天気の影響もあってか、かなり絶好のタイミングでの訪問に
そんな店内にて、注文より待つこと10分弱
こちらが、中華そば榮田にて頂く
特製中華そばの醤油になります
提供時には店主さんからひと言
『中華そばの味変にはおろしにんにくがお勧めです』とのこと
卓上にあった、不釣り合いなおろしにんにく
やはりその使い道は、この中華そばだった様で
見るからに淡麗、優しい旨味を蓄えそうな同品
ここにおろしにんにくというのは、一体・・・
様々な憶測、予想を繰り広げるも
まずはスープ、こちらを1口頂きますが
澱みを感じない、綺麗なスープ
そこに少量ながら、背脂を浮かべた同品
これを口に運ぶと・・・美味い
ただただ、美味い
見た目からも察した通り、雑味を感じない
素材の旨味を存分に抽出した、こちらのスープ
中心にいるのは鶏、と思われますが
そこに野菜や乾物らの旨味も折り重なった味わい
とはいえ、素材に対し1点集中型の旨味では無く
多彩な素材を合わせ、抽出されるような深みある旨味
にも関わらず、なにかが突出する事も無ければ
雑味を感じさせることも無し、それでいて後味には優しい甘み
前評判を様々目にしており、ハードル上げて挑んだものの
そのハードルを一足でスルリと飛び越える、驚愕の美味しさ
まだ年明けから幾日も過ぎては居ないものの
間違い無く現状では、今年出会ったNO1醤油ラーメンと呼べそうな程
続いては麺を頂いていきますが、
共に頂くこちらの麺は、やや縮れをかけた中細麺
しっかりとスープを持ちあげながら
旨味を広げつつ、麺のツルッとした喉ごしの良さも楽しませます
麺に関する事前の情報は無かったものの
店内テーブル席奥には、積まれた小麦の袋を発見
察するに、自家製麺を使用している様に思いますが
麺を頂くことで、より増す甘みも味わえるなど、スープとの相性もバツグン
続いてトッピングを頂いていきますが
本日は特製をオーダーしており、3種をトッピング
煮汁がじんわり染み入り
柔らかさ際立つ、こちらのチャーシューに始まり
まるで生姜焼きかと思わせるほど、
サイズは大ぶりながら
シットリ柔らか、豚肉の旨味も詰まった低温チャーシュー
更には、薫香をあげながら
スープと合わさり、深みある味わい残す
燻製チャーシューと、言葉通り選り取り見取り
更に頂く、その他トッピングも
濃い目の味付けながら
シャキッと固さを残し、食感楽しめるメンマに
スープをたんまり吸い上げ
豊かな香りと風味を残してくれる、こちらの海苔
更には、
きれいな飴色に染まり
出汁の芳潤な旨味を広げる味玉と、どれも拘りの品々
また特筆すべき点となるのが
これらトッピングの入った特製ながら、スープが変わらず美味しく頂ける点
通常、多彩なトッピングが乗る特製らの場合
スープの温度が下がるなどの懸念点を織り込み済みでオーダーするのですが
こちらの特製に関して言えば、そんな心配などどこ吹く風
まるでこれらトッピングが乗ることで完成を迎えるかの如く
特製トッピングであってなお
その美味しさを妨げる要素が見当たらない一杯に
さて、そんな特製醤油ラーメンですが
残す課題が1つ、そう・・・おろしにんにく
ここまで完璧に美味しい一杯だけに
ここへおろしにんにくを投下するのを悩む次第になりますが
店主さん自ら、お勧めする以上
ここに加わるにんにくにも、きっと意味があるはず
そんな想いを込めて投下した、ひとさじのにんにく
そして新たにスープを頂いてみると・・・
そりゃ勧めるだけあるよ
美味いに決まってるじゃんか
元より多彩な味わいでバランスを取っていた同スープですが
ここににんにくが加わる事で、上品な中にヤンチャな味わいも追加
このヤンチャさが、むしろ私としては好みドストライク
本来ならば、勢いでスープを完飲したい絶品ぶり
ただ本日は、せっかくの柏という事で
この後にもう1軒のハシゴ予定が
特製トッピングだけでも 、はしゃぎすぎた本日
スープ完飲は泣く泣く諦めつつも、最大限に堪能させて頂きました、
という訳で、昨年のオープン以来
常々訪問機会を待ちわびていた、柏の中華そば榮田
悪天候に恵まれ？待ち時間無く入店となり
特製中華そばの醤油を頂くことに
その美味しさは、事前に上げてきたハードルをも越え
頂く1口1口で、その都度「美味い・・・」が溢れる美味しさに
スープに麺だけでも、至高の組み合わせとなるものの
その脇を固めるトッピング各種、ここにも一切の隙が見えず
特製を頂いた事に、一切の後悔を感じさせない
最高の一杯を堪能させて頂きました
が、それであればこそ
気になって仕方ないのが、同店の塩
更には、お待たせされてしまったつけそばと
まだまだ食べ比べたい品が見つかる同店
なかなか足を運べない柏にはなるものの
わざわざ車を走らせる価値がある、最高の一食となりました。
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中華そば榮田
■ ちゅうかそば さかえだ
■ 住所：千葉県柏市千代田2-2-6
■ 営業時間：11:30～15:00
■ 定休日：月曜日、隔週火曜日